助成団体のご紹介 【フードバンク滋賀】
助成団体情報
▽活動場所▽
草津市とその近隣市町及び湖北エリア
▽団体の目的▽
生活困窮世帯や福祉施設等への食料支援活動。
▽事業名▽
令和5年度 NHK歳末たすけあい助成事業 「ゆく年くる年食糧応援活動事業」
▽事業の目的▽
生活困窮世帯へ、年越しそばと切り餅をお届けし、豊かな気持ちで新年を迎えてもらうことで、来年こそは生活困窮から抜け出すという強い意志を持ってもらうことを目的とした事業である。
またウクライナ避難民の方々は、オイルサーディンを好まれるということだったので、年越しそばとオイルサーディン缶をセットにしてお届けする。
フードバンクの強みを生かして、全ての対象者に同じ品を配送することで、要支援者全員に平等で豊かな気持ちをもって新年を迎えてもらう。
▽助成額▽
63,000円
レポート
今回は、草津市およびその近隣市町で活動しておられるフードバンク滋賀の活動風景をレポートします。
フードバンク滋賀は、毎週水曜日と土曜日の週に2回、草津市にある「草津地域福祉事業所みんなの家」で活動されています。
12時30分、みんなの家の駐車場の一角にテントが建てられ、集まった物資の仕分けがスタートしました。
この日の物資は、生活協同組合コープしが、株式会社ハートコープしが、コストコ京都八幡店、株式会社たねや(順不同、敬称略)からの企業提供と、一般家庭から提供がありました。
物資は、野菜、果物、パン、お菓子、インスタント食品、衛生用品など様々です。
たくさん集まった物資を、ボランティアの皆さんが手際よくコンテナに詰めていきます。
フードバンク滋賀は、ボランティアさんごとに担当エリアが決まっており、一人につき3~7件の世帯を担当されるそうです。
担当エリアを持つことで、最短経路で配送できるため燃料費の削減につながり、さらに、毎回同じ担当者が同じご家庭を訪問することで、要支援者に安心感を持ってもらえるそうです。
この日は、大津市・草津市・栗東市・守山市・湖南市を、4台の車両で回り、25世帯・5施設に配送されました。
仕分け作業中、副代表の中村さんからボランティアさんへ、袋に詰められた食料品が手渡されました。
令和5年度NHK歳末たすあい助成事業の食糧品が、赤い羽根マーク入りの白い袋で各世帯に届けられます。
また、写真の青いコンテナは、令和5年度赤い羽根共同募金「滋賀の町を良くするしくみ」助成事業で購入されたコンテナです。
こちらも物資を配送するときに大活躍している様子でした。
約30分で物資の仕分け作業と積み込み作業が完了し、13時頃、颯爽と4台の車両が配送に向かわれました。
心待ちにされている生活困窮世帯やウクライナ避難民の方々へ支援者の思いが届きますように。